セクシルヌビと呼ばれ 生地の間に韓紙もしくは紐を挟み、そのキワを縫っていく技法。


華やかな色糸ヌビは、見た目にも作業工程もヌビとは一線を画しているのですが、まぁヌビはヌビということで。


針香のチョンウィジョン会長から、色々箱に詰められて、先日韓国から送られてきました。

写真のアンギョンチブ眼鏡入れや パヌルコジと呼ばれる針山や、チュモニなど いつのまにされたのかという量です。


上の写真の眼鏡入れは、木の型にサランラップを巻き付け、韓紙を貼り付けて乾かして、貼り付けて乾かしてを繰り返し、土台を作ります。


本当に可愛いですね。


セクシルヌビでなくてもポジャギを使ったり、グレイの墨染めで作れば、お坊さんたちにプレゼントできるなぁと夢は広がり

とりあえず、土台づくりからしてみます。








 



 

ヌビのひと 金海子さんを訪ねて

ヌビは単純な作業であるからこそ、自分の精神ととことん付き合い、見つめ直すことになる。こころを落ち着けなくては、美しいヌビはつくれません。根気のいる仕事だけれど、乗り越えたときの素晴らしさったらない・・・・そこには見飽きることのないヌビがあるから。

写真と文章 1999年冬の号 銀花より抜粋


中谷先生と私の人生を大きく変えた詩人ぱく きょんみ先生の記事です。




昨日、トゥルマギなどの大きな作品をつくる時のコツは という質問を受けました。

1メートル以上の作品でも1本の糸でヌビするほうがよいのですか?と。

他のヌビの先生に連絡して、1本の糸で縫う意味について考えてみました。


悪い点

まず糸がもつれる

ヌビをして糸をひっぱるのが大変

ひっぱる分すごく時間がかかる

針でこすれて糸が途中で切れやすい


いい点

結び目が少ないほうが、洗濯した時にほどけぬくい

・・・・

・・・・

他に思いつかない


1本の糸でずっと縫ったほうがいいですというには、説得力にかける

じゃあなぜ2メートル以上の首巻きを1本の糸で縫うのか


1本の糸で1時間 2メートルの畝を縫うと

なぜか途中で糸を変えた時より、仕上がった時にすっきりとしているのです。


1本の糸で1本の畝を縫い続ける美学というのでしょうか。








銀花のこの第百二十号は、amazonなどで古本で売られています。他にもよい記事がたくさん掲載。


最終更新: 2020年5月28日

 初回はヌビにつきまして





韓国の伝統工芸ヌビ

日本の刺し子のように表地と裏地の間にワタを入れ、何列も均等に刺し縫いする技法です。生地を丈夫にするため、保温のための技法。チマ(スカート)・チョゴリ(上着)・パジ(ズボン)や足袋や風呂敷にいたるまで色々。


何列にも縫うのは、中のワタがずれないようにするためと言われます。細かいほうが丈夫なのはわかるのですが、1mmや3mmのヌビもあり、果たしてそこまで必要なのか? 後ろ見頃を5cmにしてしまう私は、2cmでも十分ずれないのではないか?と疑問が残ります。

やはり装飾として美しいから、そして「祈りを込めて」という意味あいが強いのではないかなぁと思います。


今韓国でヌビを着ている人を見つけるのは難しく、お坊さまが、衣服として着られています。語源は衲衣(僧侶の着る服)という説があり、お坊さまたちが擦り切れた服を繕ったのが始めと言われています。


上の写真は、韓国に住むお知り合いのお坊さまが召しておられたもので、服となり、寒い夜はかけ布団となり、敷物にもなるそうです。


1枚の衣服が、他のお坊さまから引き継がれ、繕い続け、受け継がれるとこんなにかっこいい服になるのかと驚かされます。

ヌビの服は作るのに時間がかかりますが、繕ったり、丸ごと染め直ししたりして、長く着て頂くと味わいみたいなものが染み出してきます。









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