top of page

更新日:2021年10月7日

 



 

自然の中で、丁寧においしい食事を作り、過去の記憶や傷ついた心を治癒していく物語

主人公は、都会での暮らしに疲れ果て、実家のある田舎に戻ります。

お話は 静かな生活とゆっくり進むちょっとした恋愛が続くので、退屈とも言えるかもしれないのですが、久しぶりに好きな映画だなぁと思っていたら、中谷先生が「久しぶりにいい映画リトルフォレストというのを見たよ。すごくよかった、ロケ地どこ?」と興奮した声。


韓屋の家やお台所作られる食事がとてもいいのです。

ロケ地はnaverで調べますと慶尚北道軍威郡(경북 군위군 우보면)という場所のようで、安東の南 大邱の北にあたる場所です。

"最も美しい無人駅"に選ばれた화본ファボン駅も出てきます。


今回のコロナという出来事は、どうやって生きていくかというのを考えさせられました。経済は絶対に破綻してはいけないし、仕事をする時にスピードはとても重要だと思ってきましたが、何が大切で私が何がしたいのかを考える時間となりました。


ユーネクストは、韓国版(有料)があり、ネットフリックスは日本版があります(2020年6月)







長衣 チャンオッ장옷 朝鮮時代の女性が外出する時に顔を隠すために頭からかぶった衣服


韓国の歴史ドラマで、お嬢様がよく頭からかぶって、顔を隠して外出するという場面をみましたが、このようなワタの入った分厚いものはあまりみなかったような気がします。

ドラマでは、薄く風になびくぐらいの 絹のほうが、絵になりますものね。


大邱にある国立博物館に収蔵されているチャンオッの説明文によりますと、朝鮮初期の長衣チャンオッは頭からかぶるためのものではなく、上着として使われたと推定される。

と書かれていました。


この博物館に去年の5月子供の日のイベント 藍染めの講習会があるからとお手伝いに行きました。子供達に 染めるハンカチをゴムでくくって渡すだけの担当なのですが、ものすごい日差しと ハンカチを受け取る子供の 小さなふくよかな手だけを覚えています。

お母さんたちはノースリーブのワンピースに日傘をさして、楽しそうに見守り、長衣の時代と随分変わったのだな、ありがたいなぁと思いました。


真っ赤な自然染めのポジャギは チェダムジョン 정윤숙(チョン・ユンスク)先生の作品









セクシルヌビと呼ばれ 生地の間に韓紙もしくは紐を挟み、そのキワを縫っていく技法。


華やかな色糸ヌビは、見た目にも作業工程もヌビとは一線を画しているのですが、まぁヌビはヌビということで。


針香のチョンウィジョン会長から、色々箱に詰められて、先日韓国から送られてきました。

写真のアンギョンチブ眼鏡入れや パヌルコジと呼ばれる針山や、チュモニなど いつのまにされたのかという量です。


上の写真の眼鏡入れは、木の型にサランラップを巻き付け、韓紙を貼り付けて乾かして、貼り付けて乾かしてを繰り返し、土台を作ります。


本当に可愛いですね。


セクシルヌビでなくてもポジャギを使ったり、グレイの墨染めで作れば、お坊さんたちにプレゼントできるなぁと夢は広がり

とりあえず、土台づくりからしてみます。








bottom of page