top of page

更新日:2021年8月19日





韓国大邱 チェダムジョン工房の カレンダーと作り方の冊子のセットから


자단낭 자 チャダンナン ジャ ー伝統的なチュモニ(袋)ー


붉은 비단 주머니를 뜻한다. 새해가 되면 음력설을 지난 첫 해일 (돼지 날)에 임금이 신하에게, 윗사람이 아랫 사람에게, 한 해의 안녕을 기원하며 황지에 싼 볶은 콩 3 알을 넣은 붉은 비단 주머니를 나누어 주었다.-정조 실록


赤い絹の袋を意味する。 新年になると、旧正月を過ぎた最初の亥の日に王が臣下に、目上の人が目下の人に、一年の安寧を祈願して 紙に包んだ煎り豆3粒を入れた 赤い絹の袋を配った。-正祖実録

(韓国語の勉強中ですので、もし間違っていたらごめんなさい)


他のサイトでは豆を1粒と書かれた情報もありましたけど 、まあ豆を入れたのですね、おこづかいじゃなくて。豆のために女性達はこの袋を作ったのですね。


韓国の遺物を研究する論文によると 자단낭 자(チャダンナン ジャ)は、紫段囊子という漢字が使われていました。


낭 ナン 

丸い形の 두루주머니(トゥルチュモニ)來嚢 

角が出たもの 귀주머니(キィチュモニ)角嚢 

筆をいれる袋 필낭(ピルナン) 筆囊

匂い袋 향낭(ヒャンナン) 香

などなど


更新日:2021年8月19日






韓国大邱 チェダムジョン工房の カレンダーと作り方の冊子のセットが届いた。


ひと月に一作品の写真の載ったカレンダーと、対にもう一冊の本にその写真の作り方が絵つきで説明してある (みて 作れるか作れないかは別にして、、) 興味深くとてもおもしろい。


上の写真は、オセクシルペ(5色の糸巻き)でしょうか。


冊子の文章から

실을 감아 두는 도구를 일컫는다. 다른 표현으로 사패라고 한다. 실패에 감는 실은 주로 명주실이나 수실이었으며 보관을 위해 실패 주머니를 따로 만들어 보관 하였다.


糸を巻いておく道具を称する。 他の表現で사패サペとも呼ばれている。 실패シルペに巻く糸は、主に絹や刺繍糸であり、保管するために シルペチュモニ(糸巻き用の袋) を別に作って保管した。



ものすごーく糸を大事にしていたのですね。







更新日:2021年8月19日




 

毎日雨の恵みを受けて、すくすく育った藍の刈り取りに この間行きました。


鎌で刈り取った藍を 枝ごと大きな袋にぎゅうぎゅう詰めて、樽にまたぎゅうぎゅう詰めて水を足す。


上に重石をのせて4日も待てば、水色の液体ができあがり、その液につけると生葉染めとなる。以前は葉をミキサーにかけて絞って生葉液をとっていましたが、この野生的な方法のほうが逆にきれいに染まるようです。 


下の写真の明紬は、左から1番目2番目は生葉染め、3番目4番目は桑の葉に藍の生葉をかけたもの、5番目は桑のみ、6番目は樫、7番目は柿の葉。中谷先生が染めました。










bottom of page